この記事の対象者:
- 自宅サーバー(Web鯖以外も)を持っている人
- ポート開放がめんどくさい/不安な人
- 独自ドメインを使っている/買いたいと思ってる人
序章
私は自宅サーバーを持っており、トラディショナルな方法、つまりポート開放でサーバーを公開していた。
しかし、ある日…恐れていたことが恐れていたことが起こってしまった。そう、集合住宅への引っ越しだ!
何が問題かと言うと、自分の部屋にあるルーターの外側にマンション全体でのルーターがあることで、ポート開放が出来ないのだ。
そんなある日、めちゃくちゃ最適な解決策を知ってしまった。
Cloudflare Tunnelだ!
Cloudflare Registerでドメインを契約しているなら誰でも使える、いわばプロキシのようなもの。ソフトウェアを公開したいサーバーにインストールするだけ。
手順
1.Cloudflare Registerでドメインを契約/移管
Cloudflare Registerは、お名前ドットコムのようにドメインを契約出来るサイト。
なんと言ってもそのメリットは、なんとドメイン料は原価そのまま!しかもセキュリティも高い!これは神。
移管・購入方法はググってくれ()
2.Cloudflare Tunnelをセットアップ
まず左側にあるタブバーの「Zero Trust」を開く。
Zero Trustのダッシュボードに移動するので、同じようにタブバーの「ネットワーク」→「Tunnel」をクリック
「トンネルを作成する」をクリックし、「Cloudflared」を選択
わかりやすい名前を入力し、作成。
サーバーにTunnel Connecterをインストール
画面の指示に従いコネクタをインストールする。私はDocker環境のため、簡単にインストールできたが、他のOSなどでも簡単だと思う。
コネクタをインストールできたら遂にドメインを割り当てる。
ドメインなどの欄には割り当てたいドメインを、
タイプの欄には基本的にHTTP、MinecraftサーバーなどならTCPを選べば良い。
タイプのとなりのURLの欄にはサーバー側でのアドレスを入力する。例えばlocalhost:80や、Dockerならホスト名:ポート番号など。
ただ、UDPの割り当てができないため統合版Minecraftサーバーなどは不可能。こればかりは仕方ないが、これを除けば神サービスと言える。
Cloudflareに感謝しよう
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