自分自身につい
私が小学2年生の時、当時の担任の先生にIQテストを受けるように勧められました。
それで、WISCを受験したところFSIQ(全検査IQ)が130だったのです。一般に130という値はギフテッドと呼ばれるらしいです。これをきっかけにチーム逸般人のしゅう君や同じクラスだったとある方を始めとした、実際に自分と似たような人々に出会うことができました。
それから3年後に再度WISCを受けた際も130でしたが、中学1年生の時に受けた際には112という結果が出ました。IQというのは生涯であまり変動しないと言われていますが、単にその日寝不足だったのか、はたまた知能が成長していないのか定かではありません。
個人的な考え
世間ではよく「ギフテッド」という言葉に、天才であるとか、勉強ができるなどの良い印象を持っていると考える人が多いと思います。確かにそういう方たちもいており、彼らは英才型ギフテッドと言われるそうです。
しかし、実際のところギフテッドだからと言って成績が良いとは限らないし、寧ろ勉学ができない人の方が多いと感じます。(恐らく英才型ギフテッドはIQテストを受けるきっかけがないから?)ギフテッドには発達の凸凹があることが多く、平均以上に計算能力や暗記能力があったりしますが、それが学業に活かせる人の方が少なく、さらに苦手なことや大変なことも多いのです。ちなみにそのような人々を2E型ギフテッドと呼ばれるそうです。
例えば学校だと、クラスメートと話が合わなかったり、注意散漫で興味のない科目の勉強が苦手だったり。また他人が怒られていることが苦痛な人もいます。ほかにも食べ物の好き嫌いが激しいことや、考えすぎて悩んでしまうことなどもあります。
これら特性は発達障害と似ていて、個人的にはギフテッドと発達障害は、能力を活かせるかそうでないかの違いだけででほぼ同じもの、紙一重なのではと考えています。ギフテッドの能力の高い部分はあまり表面的には分かりずらいのです。
一般に「ギフテッド」はIQ130以上が定義とされていますが、IQは能力を図る万能なものさしではありません。むしろごく一部の直接的な能力しか測定することができません。そしていくらIQが高かろうが、その能力を活かせなければ凡人と変わりないし、逆にいくらIQが低かろうが何か人よりも高い能力があり、それを活かすことができればそれこそギフテッドと言うべきでしょう。
結局のところ、IQが高い低いとか、ギフテッドであるとかないとかに関わらず、あなた自身が生きていく上でその才能、その強みを発揮することができるのであればそれだけで良いのかもしれませんね。
ごぐ
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